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第2回 東京工業大学・横浜銀行連携 新技術マッチング会

【最先端技術のシーズをリサーチ】

今日は
「第2回 東京工業大学・横浜銀行連携 新技術マッチング会」
に参加してきました。

大学/大学院には、いわゆる「基礎研究」と言われる、現象の解明であったり、新しい素材や 新しい機構の開発に関する研究をすることが求められています。

このような研究を継続することで、それが形となって世の中に新しい技術が供給され、新しい価値を提供することができます。

ただ、基礎研究だけをやっていれば自動的に世の中に供給されるわけではなく、それを「どのような形で」世の中に提供することができるのか、考える必要があります。

たとえ、いくら素晴らしい素材を開発したとしても、その適用先が分からなかったり、適用先を誤ってしまっては、宝の持ち腐れになってしまう。

このような問題を解決し、大学の研究室が持つ素晴らしい技術を社会に実装するためのマッチングを図る企画が、東工大と横浜銀行との間で昨年から開始され、今年で二回目の開催となりました。
蔵前会館のホールで行われたのですが、広い会場にかなりの人が集まりました。

今回プレゼンテーションされたのは8つの技術

一人がプレゼンを行うたびに、興味を持った人がブースに移動して名刺交換や個別商談を行うというスタイルで、

私、山城の母校ということもあり、学食ツアーも含めて、(楽しんで)研究してきました。

その中で、自分のお客さんが興味を持ってくれそうな技術があったので、休憩時間にそのお客さんの開発担当の方に電話で話したところ、かなり喰いついてきてくれたので、さっそく明日、お客さんのいる大阪に行って打ち合わせをすることになりました^^

明細書を書くことも特許事務所としての重要な業務ではありますが、こうやって技術と技術を組み合わせ、これまでになかった価値を創造する(かもしれない)ことお手伝いができるのも、この仕事の醍醐味ですね。

ということで、明日は大阪に行ってきます。

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