【ミッション】
~事業を伸ばす知財活動の、武器と防具の商人になる。~
特許出願を代表とする知財活動は全て、事業を伸ばすものでなければならないと考えています。
やろうとしている(あるいは既にやっている)事業があり、その事業を伸ばすために、どのように知財に対して取り組んでいくか。
そのためのアプローチを提供することができる、そんな存在になれればと思っています。
ここで、「武器商人」ではなく、あえて「武器」と「防具」に分けて表記したのは、
知財活動が「攻め」にも使えるし「守り」にも使えることを強調したかったからです。
単に発明した内容を特許出願して権利化するだけが知財活動ではありません。
それはあくまで、数ある知財活動の一部でしかありません。
ここで言う知財活動とは、例えば、
「考えること」(発明)
「守ること」(出願と権利化)
「知ること」(侵害予防調査などの調査)
「逃げること」(侵害回避)
「攻めること」(侵害訴訟)
「貸し出すこと」(ライセンス)
「つなぐこと」(業務提携)
「深めること」(研究開発)
などが挙げられます。
お客さんのやろうとしている事業に対し、どの活動をどのように進めていくのか、
それはお客さんの会社の状況やライバル会社の状態によっても異なります。
このような状況を見極めて必要な知財活動を適切に選択し、
その活動をどのように活かすのが良いのか、
どのように活かせるのか、
それらをアドバイスすることで、
お客さんの事業を伸ばすことができればと考えています。
また、武器と防具の商人だからといって、
武器や防具を売って終わりではありません。
その使い方を伝授して、
その武器や防具を使いこなすためのアフターフォローやメンテナンスまでが、
私たちのサービスであると考えています。
【行動規範】
1.リスペクト
人間関係の基本は、全ての人は別の人格であるということを認めること、そして、それぞれの人生を生きているということを認めることだと考えています。
それぞれが独自の存在であり、その点においては上も下もありません。特定の人を見下したり、敬意が感じられないような接し方はしません。
2.伝えるべきことは伝える。ただし誠意をもって
リスペクトするからといって、全てその人の思い通りにするという訳ではありません。時には伝えづらいことも伝える必要がある場合があります。
伝えることで双方のためになるのであれば、しっかりと伝えなければなりません。
ただし、伝える際も、その人の尊厳を大事にし、誠意をもって伝えるようにします。
3.一部の人だけ幸せになることはしない
私たちが業務をすることで、お客さんだけが得になるようなことはしません。逆に、私たちだけが儲けるような仕事の仕方はしません。
お客さんが幸せになること。その対価としての金銭を私たちが受け取ること。その両者をつなぐ役割をするのが私たちが行う仕事です。
4.コミュニケーション重視
人を幸せにするのも、人を不幸にするのもコミュニケーションです。
特に仕事の質は、コミュニケーションの質と量に大きく左右されると考えています。
5.勤勉に働き、大胆に遊ぶ
巷では、「好きなことを仕事にする」とか「仕事は遊びだ」という方もいます。
もちろん、その考えを否定することはありませんが、ただ、必ずしも楽しいばかりが仕事ではないと考えています。
仕事をしていれば、時に辛い思いをすることもあるし、時に面倒だと思うようなことをすることもあります。
そのような場合も、義務であるのなら真面目にもくもくと働き、仕事が終わったらしっかりと息抜きをする。
こういうメリハリが、とても大事だと思っています。
特に特許の仕事は、地味だけど頭をフル回転させなければならないことも多く、仕事が終わった後の切り替えを上手にできることは、仕事術の一つであるようにも思います。
6.良い仕事は健全な心身から
上記5と関連しますが、仕事のパフォーマンスを上げるためには、心と体のコンディションがベストである必要があると考えています。
寝不足で集中力を欠いていれば、良いクレームや鋭い意見書は作成できません。
同様に、食べ過ぎで体が重たく、肩こりや腰痛に苦しんでいる状態では、良いパフォーマンスを発揮できません。
心身の健康を維持向上することも、仕事の一つであると考えています。
7.薄利は悪
既にいるお客さんに引き続き満足してもらうためには、私たちが質の高いサービスを提供し続ける必要があります。
あるいは、より満足してもらえるような仕組みを取り入れる必要があるかもしれません。
質の高いサービスを維持し、満足度を向上させるためには、それらを実行するための原資が必要になります。
その原資は、お客さんから頂戴する対価によって得られた利益によってもたらされるものであり、利益の大小によって、取り入れられる仕組みも変わってきます。
よい仕組みを取り入れるためには、ある程度の資金が必要となるため、そのための利益を確保する必要が生まれます。
ところが私たちのような小規模の事業者の場合、サービスの量を制限なく増やすことが難しいため、どうしても一件当たりの利益の額を保持することが重要となります。
ですので、見込める利益が薄い仕事は、今後のサービスの質の維持向上という観点で考えると、誰のためにもなりません。
事務所概要
事務所名 | オリエント特許事務所 |
所在地 | 171-0021 東京都豊島区西池袋4-29-12(打ち合わせは貸会議室で行います) |
電話 | 03-6427-1145 |
代表者 | 弁理士 山城 正機 |
対応地域 | 特に限定はございません。 お電話で打ち合わせを行い、メールで納品、ということも可能です。 また、Zoomなどオンラインを活用した打ち合わせにも対応しております。 |